吹田くわいの学術研究

吹田くわい

ひとつの茎から雄花と雌花が同時に咲いている吹田くわいの花

吹田くわいは、以前は中国原産の普通くわい(青くわい、白くわい)の一種と考えられていましたが、日本の植物分類学の父と呼ばれた牧野富太郎博士によって、昭和10(1935)年に発表した論文の中で、吹田くわいに学名を名づけられました。これにより、吹田くわいが昔中国から輸入された一般のくわいの一品種ではなく、オモダカが日本の肥沃な土地で成長進化したもので、吹田原産であることを明確にされました。

和 名 学  名
オモダカ Sagittaria trifolia L. var typica Makino
普通くわい Sagittaria trifolia L. var sinensis(中国に産する) Makino
吹田くわい Sagittaria trifolia L. var typica Makino
forma Suitensis(吹田に産する) Makino

昭和40年には、当時京都大学農学部教授の阪本寧男氏が、吹田くわいは元々栽培されたものではなく、野生と栽培の中間の、世界でも数種しか発見されていない「半栽培植物」として伝わって来た歴史を持つ大変貴重な植物であることを提唱され、遺伝学研究上、世界的な注目を浴びました。

御所へ献上されていた吹田くわい→

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