吹田くわいの生態

吹田くわいの塊茎

吹田くわいの塊茎

矢尻型の葉

矢尻型の葉

吹田くわいは水生植物で、沼地や田んぼなどで育ち、茎は角張った中空のパイプ状で、水を大量に吸い上げます。水がなくなるとすぐに葉が枯れるので、常に大量の水を必要とします。葉は上方が尖り、下方が二つに分岐して尖っている矢尻形です。成長すると20cmの大きさになります。

吹田くわいの花

吹田くわいの花

6、7月頃の初夏、葉のついている茎とは別に、下部から急に花茎が伸びてきて、上方に三つに分岐し、可憐な白い花を咲かせます。芯は黄色※で三弁です。上部が雄花で下部は雌花で上方から花粉を落とし、自家受粉で種子を作ります。緑色の球形の玉が出来、熟してくると茶色に変色し、崩れ散って大量の種子が落下するので、落下する直前に採取すると多量の種子が得られます。※雌花の芯は緑、雄花の芯は黄色で、共に花びらは三弁です。

全体像

全体像

地下茎は根部から十数本が地下に伸び、秋になるとその先端部がふくらんで塊茎(かいけい)を作ります。一株から10~15個程度の塊茎が収穫できます。その先に角のような芽がつきます。この塊茎と角が、一般にイメージされる吹田くわいです。その姿から「お芽出たい野菜」、地下茎の先に多くの塊茎をつけることから、「子孫繁栄」など、縁起食材として重宝されました。
一般のくわいに比べると、吹田くわいは味がほっくりとして濃く、独特のほろ苦さの中にうまみがあり、「1度食べたら忘れられない味わいがある。」と言われるほどです。 また、栄養学的にも蛋白質、糖質、リン、カルシウム、カリウム等良質の豊富な成分が含まれています。
吹田の水と吹田くわい→

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