万博鉄道まつり≪防災ゾーン≫のご紹介

3月10日(土)11日(日)に開催される「万博鉄道まつり2012」は、東日本大震災の 発生からちょうど1年ということで、北部広域被災地に指定されている万博記念公園から 防災意識を高めて頂く目的も併せ持っています。

「太陽の塔」を正面に見て、その裏に面した「お祭り広場」では、園内を周遊する「森のトレイン」(有料300円)の発着場をはじめ、ミニ阪急電車(無料)乗り場、消防車などの特殊車両も目白押しですが「防災ゾーン」として、楽しみながら防災について体験する貴重なエリアでもあります。この防災ゾーンで、地元の吹田市が取り組んでいる防災コーナーをご紹介いたします。

■吹田市安心安全室

ダンボールベッドの展示(避難生活に用いられるダンボール製品の展示を行います。)

・防災ハンドブックの紹介(災害に備えた準備と災害が発生した時にどうすればよいかなどについてまとめたハンドブックを紹介します。)

 

■吹田消防署

・消防自動車・救急車・はしご車の展示

消防車の体験乗車(こどもたちを座席に乗せて消防自動車が周回エリアを1周します。)

煙体験テント(テント内に人体に無害なスモークを発生させ、火災発生時の煙への対処方法を体験していただきます。)

※この他、消防音楽隊がステージで音楽演奏による防火PRを行います。

 

■吹田市 水道部

災害用浄水装置(断水時に、汚れた水を人が飲めるまでの水質に浄化することができる装置を展示します。)

・給水タンク車の展示・操作体験(断水時に行われるタンク車を利用した給水方法を体験していただきます。)

・被災地支援活動のパネル展示(水道部の被災地支援活動について展示します。)

 

■吹田市 下水道部

・派遣職員の支援活動(下水道施設の復旧業務のため、福島県国見町へ職員を長期派遣している下水道部の取組みを紹介します。)

 

■吹田市 市民病院

AED使用方法(看護師が、緊急時のAEDの使用方法や傷病者への対応方法について指導します。)

また、国土交通省 近畿地方整備局 淀川河川事務所からはパネル展示、大阪府茨木土木 事務所からは、地震発生時に甚大な被害を出した住宅の倒壊を未然に防ぐため、プロによる無料の住宅相談会、万博記念公園から徒歩15分の場所にある大阪府の備蓄倉 庫の見学会及び備蓄食料の試食会をお祭り広場内で行ないます。日本ボーイスカウト大阪連盟からは、避難所テントの展示、仮設テントの設置など、災害時の被災地疑似体験をすることができます。

大阪府による防災ゾーンの詳しくはこちらから。

 

 

この他にもまだまだ盛りだくさんな内容をご用意しています。

■西日本高速道路株式会社 関西支社

災害対策本部車・衛星車・支援車等の特殊車両の展示(高速道路の復旧や維持作業に従事する特殊車両の展示と高速道路事業の紹介を行います。)

 

■株式会社モリタ 大阪支店

消救車の展示(消防自動車製造の専門業者として「消防車」と「救急車」の機能を1台に併せ持つ車両の展示を行います。)

 

■大阪ガス

天然ガス車の展示及びゲーム等(天然ガスで走る「コナン号」の展示を行い、天然ガス利用のPRを行います。)

・マイコンメーターの事業紹介(地震の揺れを感知すると自動でガスを遮断するメーター模型の展示やガス事業PRを行います。)

 

■株式会社 エースコック

・ガラポンゲーム(吹田市との災害時の物資供給協定締結事業者であることの紹介と自社製品をゲーム形式で提供します。)

 

■大創株式会社

・製品紹介(防災用品を取り扱う事業者として、防災グッズの紹介と販売を行います。)